2012年11月17日土曜日

クリスマスネタをもう一つ。絵本:さむがりやのサンタ


クリスマスネタをもう一つ。

この季節になるといつも思い出す絵本があります。「寒がり屋のサンタ」
漢字だと思っていたらひらがななのね。絵本だから当たり前か。
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
(1974/10/25)
レイモンド・ブリッグズ

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初めて読んだのは3年生くらいの時。
教室の共同本棚(みんなで自分の本を1冊ずつ持ってくるっていう決まりになっており)にあったのです。

今見るとそうでもないかもなのですが、絵がきれいでした。
で、衝撃だったのが、サンタのやる気のなさ。寒さに震えながらいやいや起きだして、しぶしぶプレゼントを配って回るのです。

私は、サンタクロースを信じた記憶はなかったです。
親は一応小学生の間サンタイベントをしてくれはしたのですが、明らかにだます気がなく、たぶん幼稚園までは実施せず(記憶にないし)。
1年生のときはお父さんの字でサンタから手紙があり、2年生の時はお父様はおもちゃ屋のチラシを見て吟味している私に対して「2000円でいい?」と言ってのけたという家庭でございました。

まあ、私はそれでよかったと思ってるんですが、そういう私が3年生になっていても、この設定は衝撃でした。だって、こういうのって、聖人として書かなきゃいけないんじゃないのぉって。

でも、こういうの見ておいた方がいいと思いますよ。子供は。世の中ってきれいごとばかりじゃないし、真面目になりすぎて思いつめなくてよいし、人も許せるようになると思います。

そういうわけで、子供のプレゼントにはお勧めなのですが、「サンタはいないなんて大人から言っちゃダメ」という人ももちろんいると思うし、幼稚園とかだと刺激が強すぎるかもしれないので、そこはご注意ください。
★は4つ。

デル株式会社

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