ブルガリ銀座タワー「イタリア至高の輝き展」編でエリザベス・テーラーの宝石に一目ぼれした話を書きましたが、私はエリザベス・テーラーの映画を1本も見たことがありません(笑)。
ですが、大根役者といわれつつ絶対的なスターで、ものすごく美しくて、7度の結婚をしたリズは興味津々の対象でありました。一番初めのきっかけがこの本です。
美女たちの神話 (講談社文庫) (1989/04) 森 瑶子 商品詳細を見る |
エリザベス・テーラーのほか、ヴィヴィアン・リー、イングリッド・バーグマン、マレーネ・ディートリッヒ、オードリー・ヘップバーン、カトリーヌ・ドヌーブ、ブリジッド・バルドー、シンプソン夫人、マリリン・モンロー、グレイス・ケリー、フランソワーズ・サガン、ジャクリーヌ・ケネディ、マリア・カラス、ココ・シャネル、エディット・ピアフというちょっと前のそうそうたる美女たちの一生が白黒だけど写真もたくさん使って紹介されています。
森瑤子さんは作家さんなので、文章も面白いですし、お姫様願望がある方お勧めでございます。
この中でいいなぁと思ったのはブリジッド・バルドーかな。いずれにしても、美女っていろいろきっといろんなちょっかいかけられて大変なんだろうなぁと思いました。ほとんどの方、早死にしていたり、後半不幸だったりしますから。
ちなみに、この中であまりみなさんの馴染みのなさそうなシンプソン夫人は、ちょうど11/3からマドンナ監督の映画「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」が公開されます。バツイチのアメリカ人女性ウォリスが英国国王と恋に落ちて、国王は退位してまでウォリスと結婚することを選んだという、上記の本にも出てくる実話です。今でいうとカミラ夫人だろうか。。
でもですねぇ、思うに、たぶん当時の社会情勢では明るいアメリカ女性はまぶしく映っただけじゃないかな。女性が本気なら影女性になってでも王位捨てさせなかったと思うのですが、みなさんどうでしょう?
という点があんまり好きではないので、この映画はたぶん見ないと思います。でも演じている女優さん、ご本人にそっくりなので、この本と見比べてみてくださいな。
本のおすすめ度は★5つ。
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