突然ですが、Appleってすごいと思った話。

私はiPhone4Sユーザーなのですが、1年10か月ぐらいの使用で、若干バッテリーがばててきました。で、交換のためにApple Storeに行ってきた体験談のお話す。

で、来月また旅に出る予定で、もはやカメラと地図はすっかりiPhoneに頼っているものですから、バッテリー変えたいなぁ、Apple Care（iPhoneの保険のことです）に入ってると2年までタダだし♪ということで、バッテリーを変えてもらうことにしました。

郵送する（5日間くらいかかる）か、Apple Storeに行くかどっちかしないといけないので、銀座のGenius Barを予約していってきました。

１Fは商品を見てる人がいっぱい。Genius Barは4Fです。

iPad持ったスタッフに名前を伝えて、時間までしばし待って、呼ばれてカウンターへ。

バッテリーの交換、残量を調べられる運ですが、担当のお兄さんがバッテリー残量をチェックしてくれたところ、「NGゾーンまであと少しですからいいと思います。」とのこと。「旅行に行くのでありがたいです！」と思わず言ってしまいました。よかった。

「ほかに悪いところありませんか、ボタンとか」「うーん、とくには・・・」
と答えると、お兄さん、しばし裏へ下がること数分。

「今、バッテリーの交換ちょっとお待たせすることになるんで、ボタンの調子が悪いということで、新しい製品と交換することもできますが、いかがですか？プロテクション期間内ですし。電話、メールまでの立ち上げだけなら若干お時間いただければセットアップしてお渡しできます」当然タダでございます。

え？？まじですか？そ、そりゃ、新しい方がいいですけど。あまりの気前の良さに唖然・・・。

「お願いします！」

15分くらいで、新しい機体に交換していただきました。びっくり。
新しいのと比べてみると、やっぱり画面がぼやけてたし、すごくきれい。うれしい。

古い機体は持ってかれちゃいますが、バックアップとれば写真とか当然移行できますし、古い機体のデータは、目の前で削除してくれます。

iPhoneはもうすぐ新しい商品が出るといううわさで、4Sはさすがに在庫になっていくこともあるのかもしれないですけれど、あまりの機転の良さと太っ腹さ加減に感動しました。
もう私は次も絶対iPhoneだわ（笑）。

そういえば前も知り合いがMacbookが壊れたとき、「彼らは中身を全部自分で作っているからサポート体制がすごく良かった」とほめてましたね。

それに比べると、思い起こせば1年位前。16万円で買ったノートパソコンD○○bookがたった2年で立ち上がらなくなり、CSに連絡したら、「直るかわからないけど検査代には3万かかる」と言われた挙句、（その会社連絡フォームから送ってるからどう考えてもあちらの仕様の問題だというのに、）「文字化けで意味が分かりませんでした。（終わり。なんかあればまた初めからどうぞ）」とケンカ売るような返事してきた某日本企業。
確かに保険には入っていなかったものの、Apple Careってそんな高い保険じゃないし、あまりの対応の差に、今回思い出して、なんかさみしくなってしまいました。日本の企業ってもう、あまりお客目線になってなくて、武士の商売みたいになってないかな？

昔の日本の会社ってそうじゃなかったですね。
ポッキーが全部くっついていた（熱くて溶けて）と連絡したら、1箱だけだったのに6箱送ってきたとか、昔の日本の会社はAppleみたいなそういう伝説がありました。

全顧客のわがままには付き合えないし、同じことしろとは言わないけど、こういうのは、いい商品を持ってる気にさせてくれて、固定ファンを増やしていくんだろうな、と思います。だからあのお店、1Fにあんなに人がいつもなぜかいるんですね。

ちなみに、私がApple Careに入ったのは、先にiPhone4を買っていた友人が買ってすぐ調子が悪くなったからなのですが、私の機体に関しては快適でした。

というわけで、いつもと毛色が違う話ですが、お勧めのサービスのお話ということもあり紹介。
★5つ。