タイタニックのヒロインでおなじみの、ケイト・ウィンスレットの恋愛&社会派映画です。
見たのはちょっと前ですが、ネットで年の差恋愛記事を見て、思いだしました。
タイタニックもレオ様を食ったとも言われた生き生きした素敵なヒロインを演じていましたが、こちらも別の意味で名演技でございます。
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ざっくりストーリーを言いますと、ひっそり暮らしている成熟した女性に恋をした高校生くらいの少年が恋仲になるのですが、急に女性が姿を消します。そして再び再会したのは、少年が立派なロースクールの学生となり、彼女がナチスの女性収容所の看守であったことから戦犯として裁判にかけられている場でした。彼女は必要以上に重い罪を着せられるのですが、少年は助けられる立場にいながら助けられず、彼女は長期収監され、そして再会します…
社会派ではあるのですが、メインは人の心の動きと恋愛ものです。
で、感想ですが、女性はいくつになっても(たとえお世辞でも)賛辞するのが社交辞令と思うし、年配の男性でも紳士なら敬意を払うべきだと思うので、成長した少年(レイフ・ファインズがやってます)の行動が、(別に悪い行動ではないんですよ)かなり気に食わないです(笑)
先月号かの雑誌STORYに、林真理子さんが毎月書いているエッセイで、熟女女性と熱愛報道がされている芸人について、「近い年齢の女性に聞いてみるとたいてい気持ち悪いという人がほとんど。女性は、年を取れば自分の容姿が衰え、その年まで自分の体を愛してくれるのは、長年連れ添った男だけだとわかっている。」ということを書いていらっしゃったのですが、この映画みても女性はみんな、「女はこんなに馬鹿じゃないわ!」って思うんじゃないんでしょうか。
それにしても、レイフ・ファインズってイケメンなのになんでいつもせこい男で出てくるんだろう。。。
複合的な場面設定で映画自体はよくできていますが、ストーリーについてそこが安っぽいと思ってるので★は2つ。
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