2013年6月16日日曜日

【京都旅行9】高台寺

京都旅行の続きです。

八坂の塔を眺めてから高台寺へ。隣の圓徳院と拝観料がセットになった券が売っていたので、先に圓徳院からお邪魔しました。ご存知の通り、秀吉の妻ねねさんのゆかりの尼寺であり、終の棲家であります。



圓徳院は、全体的に日本版小人の家のような印象。



あちらに見える建物が秀吉とねねのお墓です。それにしてもよく手入れされて計算されたきれいなお庭。



きれいなお寺なので、女性のファンが多いお寺です。そこかしこに尼さんの案内の方が立っていて、丁寧に解説してくれます。

はい、とってもよくできていて、手入れされているきれいなおうちとお庭なんですが…なんか違和感が…

…完全に個人的な好みで偏見なんですが、なんかできすぎているんですよ。

うまく言えないんですが、お家は何だかミニチュアハウスみたいだし、高台寺の庭園は、なんというか、紫式部じゃなくて清少納言。秀吉とねねをすごく持ち上げてますが、男は秀吉だけでそれ以外はデザインも人も完全に女ばっかりの少女趣味。案内係の尼さんがやたら多くて善意の塊。
人ってこんなにできすぎてていいんでしたっけ、みたいな…

…すみません、完全に偏見ですが、淀殿に男とられた理由がわかったような気がする。そして、このお寺と秀吉の妻で悪いことはしなかった、時代の流れを良く見定めた素晴らしい女性だった、という権威にしがみついたつまらなさを気がしたのでした。

そして、ときどきめんどくさいことがあると、「尼になりたいなぁ。出家しようかなぁ。」とかほざいていた私は、この気持ち悪さを見て、尼になるのをやめました(笑)。

でもお寺自体はきれいなので、一度は見ることをお勧めします。

★1.5

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